海の危険 警報や注意報って?

東日本大震災から約10年が経ちました。今も、未だ住んでいたところに帰れない方や家族に会えていない方も多くいらっしゃると思います。地震や津波原子力発電と多くの問題があります。

その中の今回は海についてまとめました。

地震が起きると、震源付近では大陸プレート(地面)が上下に動きます。地震が発生することで海水も上下に動かします。それが波となります。その波がリアス式海岸では更に被害が大きくなります。それは、湾内に波が集中して入ることで逃げ場がなくなり更に波が高くなるからです。津波は海底にあるプレートの変化で広範囲に短時間で発生し、波長が非常に長い。数km~数百kmとなることもあります。勢いが強く押し寄せるだけでなく波が引くのも急激です。


では、皆様は波浪と津波の違いをしっていますか?


津波は地震を代表とする揺れで大きますが、波浪は違います。波浪とは海面で吹いている風によって生じます。その為発生源は風で海上表面の減少になります。波長は数m~数百mです。台風の時によく聞く言葉は波浪、地震の時は津波になります。

また、海関連でよく聞く言葉に高潮や高波もありますよね。高潮は簡単に言うと、低気圧により波が吸い上げられることで発生します。低気圧の周りの高い気圧が海面を押しながら、低気圧中心が吸い上げることで海面が上昇したことで高潮となります。高波は名前の通り、高い波ですが、津波のようには勢いがありません。ですが、特に高潮と高波が重なると波が押し寄せやすいので危険です。


警報や注意報はいくつかありますので是非、気象庁のHPを参考にしてみてください。

自分の身を守るためには一つの準備・一つの考えが緊急時に冷静でいられるきっかけになる・・・カモです。

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